いよいよ10/29に2023年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください！

今回は天鳳最強位、秋吉崇さんにお話を伺いました。

-天鳳最強位、おめでとうございます。天鳳最強位はどのように臨んだのですか？

天鳳を起動したときに、たまたま広告のバナーとして最強戦の天鳳予選が表示されていて、「おっでてみるか」といった感じでした。予選は5半荘連続の合計ポイントが最も良かったスコアで競うのですが、４回トップと２着が１回で１位通過することができました。予選申しこみした時点では気楽にやっていたのですが、予選通過が見え、準決勝、決勝と進んでいくに従って、次第に天鳳最強位を獲りたい、という欲が出てきた感じです。

-そうだったのですね、決勝はいかがでしたか？

決勝は１回戦目に運良くトップを取れたのですが、２回戦目は他の方々の追い上げが凄まじく、麻雀ってこんなに辛かったっけ？吐いちゃうんじゃないか？と思うくらい辛かったです。とくに東場はなかなか手が入らずにラス目になってしまい、一旦は、２着の方に総合ポイントも捲られていたのですが、南場になると手が入って勝ち上がることができました。オーラスは２着目の人が親だったので、自分で上がりきるしか終わらないんだと腹をくくって勝つことができ、本当によかったです。

-優勝が決まった瞬間はいかがでしたか？

実は準決勝・決勝共に自宅ではなくて、スーパー銭湯の休憩スペースでやっていました。個人的にサウナで整った後が一番麻雀に勝てるためです。しかもその休憩スペースは静かな音楽も流れていて、集中しやすかったです。とはいえ公共の場なので、優勝が決まった瞬間も、大きな声を出すことはなく、小さくガッツポーズしました。その後ちょっと恥ずかしかったですけど…。

-スーパー銭湯で天鳳とは驚きです！全国アマチュア最強位決定戦はリアル麻雀になりますがいかがですか？

サウナ効果が使えないのは確かに気がかりなのですが、最強戦ルール自体は学生のときに働いていた雀荘と同じルールなので、天鳳ルールよりは好きです。一番打ってきたルールともいえると思います。

-そうなんですね～ぜひ詳しい麻雀歴を教えてください。

小学生の時に家族麻雀をやっていたのがきっかけで麻雀のルールを覚えました。中高生の時は受験や部活で麻雀から離れていたのですが、大学生になってからは、がっつり麻雀をやるようになってしまいました。その結果８年間も大学生をやることになってしまいました。留年しながらアルバイトとして雀荘で働いていたのですが、その時の同僚が、第11期最強位の長村大プロやたくさんタイトルを獲っている村上淳プロが同僚でした。その二人が間近で麻雀プロになるのを見て、自分も麻雀プロを目指したかったのですが、両親の期待もあり、自分は普通にサラリーマンになりました。

-競技麻雀はどのようなタイミングで始めたのですか？

社会人になってからは趣味としてテニスをやっているのですが、６年前にテニスの友人（最高位戦の今井伸吾プロ）が麻雀プロになったことがきっかけに競技麻雀の大会にも参加するようになりました。麻雀のスタイルは面前攻撃タイプです。

-なるほど～常に間近に麻雀プロのご友人がいらっしゃる感じですね。ちなみに好きな麻雀プロはいますか？

山脇千文美プロです。Mトーナメントを見て、大ファンになりました。
あとRMUの楢原和人プロです。何より麻雀が強いと思います。

-全国アマチュア最強位決定戦に向けて取り組んでいることはありますか？

特に決定戦に向けてというわけではないのですが、天鳳卓の強い人の牌譜を見て日々勉強しています。特に堀慎吾プロの牌譜をよく見ています。実は天鳳を始めたのがちょうど6年前くらいなのですが、３か月ほどで７段になり、自分強いかもと思っていたのですが、すぐに降段し、思い上がりだったことに気付きました。なので天鳳予選でも準決勝・決勝で当たる人の牌譜も全部確認して麻雀AIのNAGAとの一致度を確認したりしていました。
あとは、何も考えていないのですが、とりあえず当日の朝サウナには行くことは間違いないです。

-最後に意気込みをお願いします。

アマチュア最強位になれるように頑張りたいと思います。

-ありがとうございます。熱心な研究とサウナの力で是非全国アマチュア最強位決定戦を勝ち取ってください！