いよいよ10/29に2023年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください！

今回は中部最強位、MAYJUNCさんにお話を伺いました。

-まずは中部最強位、おめでとうございます。個性的なお名前が最初に気になってしまったのですが…

はい、実は僕が趣味で立ち上げた麻雀のアパレルブランドがMAYJUNC（メイジャンク）という名前で、そのままエントリーしちゃいました。

-麻雀のアパレルブランド！？　どういった経緯で立ち上げたんですか？

麻雀がずっと大好きで、麻雀界を盛り上げたいというとちょっとおこがましいんですけど、何かしらの形で関わったり、麻雀に恩返しをしたいという気持ちで立ち上げたのがきっかけです。ここだけの話、自分自身は服にあまり興味がなく、だからこそ自分が着るものを自分の大好きな麻雀と掛け合わせてブランドにしたいと思いました。ぱっと見、麻雀とはわからないようなシンプルなデザインを意識しています。

-なるほどー！素敵なブランドですね。ブランドを立ち上げてみて何か反響はありましたか？

雀荘とかで自分のブランドの服を着てくださっている方を見たときは本当に嬉しかったです。また、今季からEX風林火山や麻雀遊戯王のスポンサーも決まり、やりたかったことを実現できているなと感じています。

-すごすぎです…！アパレルブランドを立ち上げちゃうほど大好きになった麻雀ですが、最強戦にチャレンジしたきっかけを教えてください。

麻雀自体は高校生の時にゲームから覚えて、大学生の時は狂ったようにハマりました。それから15~16年、フリーやセットを通じて続けていたのですが、競技麻雀も最強戦も今年が初めてのチャレンジとなりました。きっかけは友人に誘われたことだったのですが、大会の雰囲気が新鮮でとても楽しく、都内の予選を５～６回参加しました。

-具体的にはどんなところが楽しかったですか？

競技麻雀は赤無しのルールなので、ドラの所在や他家の打点を考えたり、押し引きを考えたり、他家の仕掛けにもいろいろ思考を巡らせることができるので、そういったところに競技ならではの楽しさを感じました。また、予選ではスコアを競って予選通過ラインを目指すのが新鮮で楽しく感じました。正直手出しツモ切りを見たり、守備を含めて最後まで集中する必要があったので結構疲れましたし、大会が終わった後は良い爽快感の疲れがありました。

-すっかり競技麻雀のトリコですね～。中部最強位はどういった感じで勝ち取ったのですか？

５～６回予選に参加して、HOLICの予選で中部地方の決勝大会の切符を手にしました。
中部地方の決勝大会の本戦と準決勝は手が入ったときにしっかりアガリきって加点でき、終盤まで自分のポイントを守り切ることで勝ち上がることができました。
決勝は序盤にリードをしていたのですが北家の方が連荘し、一旦逆転を許してしまい、最後は1000-2000条件を押し付けられてしまいました。序盤でペン３ｍの聴牌チャンスがあったのですが、待ちとして悪そうだったので回った結果、最後のツモ番で無事ツモることができ、優勝することができました。結果的に３ｍは山になかったので、本当によかったです。

-それはすごいですね！優勝が決まった時はどんな気持ちでしたか？

嬉しかったのはもちろんですが、これまで戦ってきた人たちが後ろ見してくれていて、ツモった時は映画サマーウォーズのような盛り上がりがあり、対局後もたくさんの方に「おめでとう」と声をかけて頂いてほっこりしました。また、自分は地元が中部だったので、中部代表として決まったのもうれしかったです。

-最高ですね！決勝大会に向けて準備していることはありますか？

勝負運をあげるために神社に行こうと思っています。常に最善の選択をしたいとは思っていますが、やはり手が入らないと話にならないですから。あとは場に飲まれないように集中して臨めるようにもお願いしたいです。

-どこの神社に行くのか気になりますが…、最後に意気込みをお願いします！

なかなかない機会なのでまずは楽しみたいです。全局参加型の麻雀をお見せできればと思います。また、MAYJUNCというブランドにも注目して頂けるとありがたいです！

-ありがとうございます。全国アマチュア最強位決定戦でもご自身のブランドのお洋服を着てこられる予定とのことで、MAYJUNCさんのファッションにも要注目です！