四国最強位インタビュー
いよいよ10/29に2023年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!
今回は四国最強位、岡村博明さんにお話を伺いました。
-四国最強位、おめでとうございます。四国最強位を勝ち取った経緯を教えてください!
実は最強戦は今回初めて参加しました。しかも、競技麻雀は実に20年ぶりでした。徳島県の店舗予選からスタートしたのですが、その最初の半荘がなんとラススタート。もうだダメなのかな、と思っていたのですが、2回戦目に四暗刻をツモり、もしかしたらと思って3回戦目を頑張ったらトップをとることができて、店舗予選を通過することができました。
-20年ぶりの競技麻雀だったのですね~、楽しめましたか?
正直めちゃめちゃ面白かったです。普段やる麻雀よりも対戦相手との「駆け引き」をすごく感じました。純粋な点棒のやりとりですし、ポイント差を含めて細かい計算等もしないといけないので勝負としてもとても痺れました。
-なるほど!競技麻雀の醍醐味ですよね、本戦はいかがでしたか?
四国最強位を決める本戦は正直めっちゃ緊張しました。四国の予選は参加人数が少なめからか、全国から遠征されてくる方が多いので、全員強くみえました。1回戦目は国士無双をアガることができ良いスタートを切れたのですが、2回戦目には遠征されてきた有名なアマチュアの方々に囲まれることになりました。でもそこでもトップをることがきたのが自信につながりました。3回戦目は3着でしたが、ベスト8に進出できる6位に滑り込むことができました。その後のベスト8もトップで四国最強位の決勝卓に進出しました。
決勝はオーラス自分がトップ目だったものの、オーラスの点数状況としては
岡村 31200点
2着目の方 28400点
2着目の方 21200点
4着目の方 19200点
と、かなり平たい状況で、全員が優勝を目指して向かってくる状況でした。自分の最後の配牌はかなりぐちゃぐちゃで、終わったなと思っていました。しかも3着目の人がリーチをかけ、ツモって終了となりました(1300・2600)。ツモられた瞬間は負けてしまったなと思っていたのですが、そのリーチは裏ドラ条件(マンガンなら逆転)だったようで最終的には
岡村 28600点
3着目だった方26400点
2着目だった方27100点
4着 17900点
とギリギリの優勝となりました。
なので、最後の点数申告を受け、「え、俺なの?」という驚きでいっぱいでした。
その後すぐにスタッフのお店の方が「喜びの表情でカメラ目線ください」と言われたので、茫然となりました。まさか勝ち上がれると思っていませんでしたし、30年くらい麻雀をやってきて一番痺れた瞬間となりました!
-手に汗握る展開だったのですね…!ちなみに岡村さんは普段麻雀されるんですか?
実は普段は麻雀打てていません。四国地方は4人麻雀をする機会があまりなくて、サンマが主流です。でも自分はあんまりサンマが好きじゃないので、普段は麻雀よりも瀬戸内海に向かって海釣りをやったり、ハイボールや日本酒といったお酒を嗜んだりと普通に過ごしています。なので、未だに自分が今回最強戦の全国大会に出ていいのかと思うことがあります。
-そんな中で勝ち上がっているのは純粋にスゴすぎます!麻雀はいつ頃からやっていますか?
麻雀自体は高校生の時からやっています。昔は群馬県に住んでいたので、「群馬のまぁじゃん」というところで、結構イケイケ系であまりオリないスタイルの麻雀を楽しんでいました。
なので自分の雀力があるとは思っていませんが、遠征してこられる強い方々がいる中で、今回予選でも本戦でも役満をアガって勝ちあがってこれたので、「四国を背負って出ろ」という意思はなんとなく感じてしまいます!
-たしかにそうですね~全国アマチュア最強位決定戦にでるにあたっての練習とかされるんですか?
ありがたいことに今回予選・本戦とお世話になったオールラウンド麻雀荘に相談したら、麻雀牌を貸して頂けることになりました。なのでとりあえず家でメンチンの練習と点数計算を練習しようと思います。
-お店の方…素敵ですね。最後に全国大会に向けた意気込みをお願いいたします。
優勝しか見えていません、2着はいりません。
-ありがとうございます!徳島県に在住で初めて参加された中、全国から集まる猛者を返り打ちにし、見事四国最強位を獲得した岡村さん、全国アマチュア最強位決定戦でも四国からのパワーを味方に活躍されることを祈りながら応援しております!