九州最強位インタビュー

いよいよ10/29に2023年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!


今回は九州最強位、杉谷剛さんにお話を伺いました。


-九州最強位、おめでとうございます。九州最強位に決まった瞬間のことを教えてください

九州最強位が決まった決勝の場は、東場で24000の横移動があって、南入時にトップ者と2万点差がありました。でも、南1局に満貫をツモり、その後細かいアガリを重ね、トップ目の方に4800を直撃和了することができ、オーラスはトップ目に立つことができました。
しかし、最終局は2着目の方と、1000-2000ツモ、5200出アガり条件が残ってしまい、最終局も気が抜けない状況でした。なので、流局時はとても嬉しかったのと、ずっと地方最強位を今年の目標にしていたので目標を達成した安心感がとてもあります。

-ずっと目標にしていたというと?

今回は九州最強位ということなのですが、実は広島県在住で、今年は中国、九州、四国、近畿、北関東、南関東、東北、北海道と8地区の全13回の予選に頑張って参加していました。その結果本戦チケットもそのうち5地区獲得することができました。

-そんなにたくさん!その熱意の源、きっかけはなんですか?

最強戦は2018年くらいからチャレンジしていて、2019年に中国最強位になることができました。それから最強戦に挑戦しながら他の競技麻雀大会にも参加するようになったのですが、残念ながら広島県にはあまり大会の開催がないんです。なので自然と競技麻雀大会に参加するために遠征することが増えてきたのですが、遠征し始めると麻雀仲間がどんどん増えてきて、周囲に最強戦に出ている人が多く刺激になりました。とくに去年東京のHOLICで行われた最強戦の予選で、前年のアマチュア最強戦に出ていた方々にも会え、天鳳でもセットするようになったくらいです。なので、今年はできる限り多くの地方予選に参加しました。



-なるほど…ちなみに麻雀歴と競技麻雀にハマったきっかけも教えてください

大学生の時に麻雀を覚えたのですが、大学卒業と同時に麻雀からは離れていました。2018年にそれまで住んでいた島根県から広島県に移ってから、周囲に誘われ最強戦に参加したのをきっかけに競技麻雀にハマりました。

-麻雀に誘われた広島県の他の魅力ってありますか?

美味しいお好み焼き屋がたくさんあって、出前ができるのが特徴です。週に1回くらい出前するくらいには気に入っています。

-憧れている麻雀プロはいますか?

多井隆晴プロです。本当に好きで、実は島根県に住んでいた時は年に2~3回、東京にわざわざ観戦しに行ったほどです。広島県に移った後も、コロナで観戦ができなくなるまでずっと多井プロの観戦を続けていたくらい、好きです。


-多井プロのどういったところに魅力を感じましたか?

麻雀が強いところが一番好きですが、ずっと自分が観戦する中で、対局の合間の質問にも快く答えて頂いたり、ファンサービスがすごいところです。以前、広島県で多井さんの勉強会があったのですが、そちらにも参加させて頂きました。今回まだ解説がどなたかはわからないのですが、多井プロに解説してもらえたら本当に嬉しいなと思います。


-杉谷さんの麻雀のスタイルを教えてください!

リーチ1翻が好きなので、1翻の役づくりとリーチ速度を意識した手順を普段から意識しています。今回はトップ取り麻雀なので、普段より攻めよりになるとは思います。

-最後に2回目の全国アマチュア最強位決定戦の挑戦に向けて意気込みをお願いいたします

2019年に中国最強位として出場した1回目は、初戦で4位敗退でした。半荘を通して1回しかアガることができなかったうえに、南場で放銃したことをきっかけに自分自身の麻雀が崩れてしまいました。今回も緊張すると思いますが、あんまり気合を入れると空回りしちゃいそうなので楽しめたらいいなと思っています。

-最強戦を目標に大会遠征されている杉谷さん、もしかして出場者の中で一番最強戦ルールを打っているのかもしれません…!4年前のリベンジと、ずっと挑戦してきた最強戦への熱意をパワーに、全国アマチュア最強位決定戦頑張ってください!


関連コンテンツ