近畿最強位インタビュー
11/22(土)2025年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!
今回は近畿最強位 アズマミナミさんにお話を伺います。

-まずは近畿最強位、おめでとうございます。最強戦への挑戦は今回が初めてだったのでしょうか?
ありがとうございます。最強戦は十年前に1回機会があり参加しました。本格的に参加し始めたのは今年の1月13日に行われた東東京のHOLIC予選が初めてなので、実質今年が初めてみたいな感じです。ただ、それから合計58回予選に参加し、6枚の地方最強位決定戦チケットを獲得することができました。
-この1年で58回も…!?近畿最強位を獲られた感想も教えてください。
時間がたった今でもまだ信じられないという気持ちです。私よりも遥かに強い方が何年も前から最強戦に参加されている中で、11月に自分がABEMAに出るのか、と今でも信じられません。
-十年ぶりに最強戦に挑戦したとお話がありましたが、どういったきっかけで今年、最強戦に出ようとおもったのでしょうか?
そうですね、1月13日の予選は友人のSTMRさんから明日大会でてみない?と誘われて偶然参加しただけで、もともと大会とかそんな興味は無かったんです。その時の大会が割と面白く感じて、たくさん参加するようになりました。
-どういったところが面白く感じたのでしょうか?
以前はありとあらゆるオンライン麻雀を中心に麻雀をやっていたのですが、大会の麻雀はオンライン麻雀とは違って、その場で強い方々が集まって、勝敗がその日に決まるというところに魅力を感じました。決勝卓に残ってチケットを獲得できるというのも楽しく感じましたね。オンライン麻雀は累積の成績で積み上げて、次のステージに行くというものがほとんどなので、今思えば自分にはこういったワンデー大会のほうが合っていたのではないかと思います。

-なるほど、すっかり最強戦の虜ですね。オンライン麻雀を始めたきっかけもおしえてください。
知り合いがオンライン麻雀をやる中でメンツが足りないので覚えてと言われたのがきっかけです。最初は本当にルールブックのリンクだけ送られてきたのを覚えています。やってみたらとても楽しかったのですが、最初はボコボコにずっと負けるので、どうやったら勝てるかなと本を買って読んでみたり、強い方に聞いてみたり、最近はAI分析を見たりして勉強しました。
-勉強熱心ですね。特に参考になった書籍等はありますか?
福地誠さんの本を一番多く読みました。あとは、村上淳プロの麻雀が好きなのですが、レベルが違いすぎるので今は基本から学んでいくスタイルで勉強をしています。
-麻雀の基本とはどんなことでしょうか?
攻撃するときは、何を切るのが効率的か、リーチ判断、鳴きの判断はどうするか、守備の時はその瞬間一番何が安全でどの順番で切っていくのが良いか、ベタオリあるいはちょっと様子を見て攻撃に回すのを考えるか等、その時々の判断でしょうか。
-基本の範囲が広くてびっくりです!ところでミナミさんご自身はどちらの出身なのですか?
実は海外出身で、去年太平洋の向こうから日本に来ました。きっかけとしては、大学で日本語を習得したのもあり、転職先として日本に来た感じです。語学は日本語、英語、スペイン語、中国語、韓国語と5か国語勉強しました。

-え、あまりにも日本語が自然だったので全然気づきませんでした。すごいですね。ちなみに世界では日本のリーチ麻雀はどれくらい浸透しているのですか?
コロナ禍前よりからかなりファンが増えています。Mリーグの影響も大きいと思います。WRC世界大会での団体戦でのスペイン/ポルトガルチームの優勝やユンジュンソク選手の個人決勝卓での四暗刻も印象的でしたね。
-世界の方々からも今回の最強戦に注目されているかもしれませんね。最後に意気込みをお願いします。
全国アマチュア最強位決定戦に参加できるようになったことだけでも本当光栄だと思います。今回も上を目指して頑張ります。
-ありがとうございました。グローバルなミナミさんのご活躍、楽しみです。



















