四国最強位インタビュー
11/22(土)2025 年の全国アマチュア最強位決定戦が ABEMA にて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決 定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
聞き手兼書き手は RMU の増田悠理が務めます。 各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!
今回は四国最強位 木戸 憲幸さんにお話を伺います。

-四国最強位、おめでとうございます。木戸さんは 2022 年の中部最強位から3年ぶり3回目の地方最強位戴冠ということで、改めて最強戦に参加された経歴等教えてください。
ありがとうございます。最強戦は2016年から本格的に参戦しました。今年9年目です。参戦したきっかけは2015年に知人の山越さんがアマチュア最強位決定戦に出場し負けたことで、2016年に多少付き合いで出たような感じでした。山越さんはその後地方最強位を何度も獲っていますが、私が初めて地方最強位を獲れたのは2021年の東東京最強位でした。


-挑戦し始めてから獲れるまで結構時間がかかりましたね。
そうなんです。地方最強位決定戦の本戦参加19回目にして初めて獲れました。それまで決勝卓にも4回進むことができていたのですが、全部二着で負けていました。それでなんで獲れないのかなってずっと思いながらも1回でも獲れればいいなぁと思って続けていました。獲れなかった期間が長かった分、地方最強位に価値を感じています。
-今回は3回目になる全国アマチュア最強位への挑戦になりますね。
そうですね、ここまで長く最強戦に参加しているので、勝ち上がった多くの方々を知っています。3回以上地方最強位を獲れたのは私が4人目だと思います。過去2回は初戦を突破することもできませんでした。一生に一度はアマチュア最強位を獲りたいという気持ちは昔から変わっていないので、今回は勝ちにこだわっていきたいなと思っています。また、この2~3年は最強戦の戦友たちと牌譜検討を行ったり、勉強させてもらってたりと、最強戦で出会った仲間たちにはすごく感謝しています。あと、その戦友の一人である強者・九州最強位櫻井寛幸(イーソーブラック)さんと初戦対戦とは…感慨深いものがあります。

-良いですね。ところで最強戦以外の競技麻雀にも参加されていますか?
私自身最強戦で各地に遠征に行ってしまうので全てに参加することはできませんが、スケジュールが許す限り各団体のオープンタイトル戦に参加しています。正直言って麻雀そのものに対して「すごく打ちたい」とは思っていなくて、今は苦しく感じてしまうこともあります。ただ、ほとんど負けて苦しい時間が多い中で、勝てる時に勝ちを逃さないことが個人的に一番大事だと思っています。そして、その勝ちを逃さないようにするために訓練や経験が必要不可欠だと思っているので、そういったときに備えて負けを積み重ねているというか、日々競技麻雀と向き合っています。

-負けを積み重ねて勝ちを逃さない、深いですね。麻雀そのものとの出会いについても教えてください。
麻雀は大学生のときに学生寮で覚えました。授業よりも麻雀を優先して留年してしまうくらい生粋の麻雀好きになりました。社会人になってからも麻雀は続けていましたし、当時から麻雀プロと親交があったのでプロ試験を受けたこともありました。昔は麻雀を競技でやることの何が面白いんだろうと思っていましたが、今になってみれば逆に競技麻雀ばかり打っています。

-なるほど。麻雀以外に何かご趣味はありますか?
正直今は麻雀の他は無趣味です。昔は大学が群馬で車がないと生きていけない環境だったので、車は好きでした。頭文字(イニシャル)Dとかも流行っていた世代ですので。今は車がなくても生活できる地域に住んでいるので車はやめました。
-今は麻雀一色ということですね!最後に意気込みをお願いします。
最強戦を通じて全国の同志から応援して頂いていることを感じ、凄く感謝しています。必ずしも麻雀が強いから出られると限らないステージだということを理解しているので、泥臭くても勝利にこだわる麻雀を打てるように頑張ります。
-ありがとうございます。負けを積み重ねた経験を3度目の勝利につなげてください!
※木戸 憲幸さんは2025年10月12日にアマ最高位を獲得されました!!




















