北関東最強位インタビュー

11/22(土)2025年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!

 

今回は北関東最強位山越 貴広さんにお話を伺います。

 

 

-北関東最強位おめでとうございます。最強戦といえば山越さんのようなイメージが強いですが、何度目の全国大会出場なのでしょうか? 

2015年の初出場から数えて、今回で6度目の出場になります。

 

 

-すごいですね…。6回はこれまでで一番多いのではないでしょうか。最強戦に参加し始めたきっかけについて教えてください。 

昔通っていた雀荘で、「競技の大会が開催されるから山越君も出てみない?」と誘われたのがきっかけです。
最初は最強戦という大会の存在も知らず、ただ誘われたから出てみるかくらいの軽い気持ちでした。ところが店舗予選、関東代表決定戦とトントン拍子で勝ち上がり、「次は全国ベスト8の放送対局だよ」と言われたときにようやく自分が想像していた以上に大きな舞台へと勝ち進んでることを実感しました。

麻雀最強戦2015 関東最強位決定戦 Final

 

-速度感がすごいですね。その年の全国アマチュア最強位は獲れたのでしょうか? 

自信を持って臨んだ全国大会でしたが、まさかの初戦敗退。自分が負けるなんて1ミリも思っていなかったからこそ、猛烈に悔しかったことだけは今も鮮明に覚えています。きっと、あの瞬間に僕の競技麻雀人生が始まったのだと思います。あれから10年。“絶対に最強位になる”という強い想いはまったく消えることなく、今回の挑戦へと繋がっています。

 

※麻雀最強戦2020全国アマチュア最強位決定戦は2位で予選敗退

最強戦オーラスでの思考|山越

 

-今年は3年ぶりに全国大会に出場できるということですが、率直なお気持ちはいかがですか? 

もちろん嬉しい気持ちはありますが、それ以上にやっとまたスタートラインへ戻ってきたという感覚のほうが強いです。僕にとってのゴールはまだまだ先にあるので、しっかりと気を引き締めて臨みたいと思います。

 

-山越さんの麻雀のルーツもおしえてください。 

中学2年生のときに「哲也-雀聖と呼ばれた男」という漫画を読んだのがきっかけで麻雀を覚えるようになりました。初めは家族や友人と卓を囲みながら楽しんでいただけでしたが、気付けば25年、人生の大半を麻雀と共に歩んできました。

 

-そんなに麻雀が好きなのに、麻雀プロになろうと思ったりしなかったのでしょうか? 

全く考えたことがないと言えば嘘になります。競技麻雀を続ける中で、常に頭の片隅にはその選択肢があります。ただ今は、アマチュアとして挑戦する目の前の大会がすべてです。今回の大会が終わったとき、改めて自分の心としっかり向き合って答えを出したいと思っています。

 

-なるほど。戦術本も出されている山越さんですが、どのように麻雀が強くなっていったのでしょうか?

ひたすら打ち続けてきました。しかし、ただ惰性で打ち続けるだけではまったく意味はありません。自分の打牌を、一打一打しっかりと精査すること。「形的には問題ない一打であったが、あの状況においての最善手は他にあったのではないか」「あの押しは冷静に考えるとただの過信だったのではないか」そういった反省と修正を繰り返し、思考を一切放棄せず、ただただ丁寧に打数を重ねていけば、見える景色は格段に変わってくると思います。

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-参考になります。全国アマチュア最強位決定戦を見られる視聴者の方々に注目してもらいたいことはなんでしょうか? 

僕の麻雀、そのすべてを見てください。

 

-最後に意気込みもお願いします。 

優勝します。
それ以外の言葉はありません。

 

-ありがとうございました。6度目の正直となるか、山越さんの強さに注目です。


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