北関東最強位インタビュー

10/27(日)2024年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

 

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!


今回は北関東最強位、黒沢義之さんにお話を伺います。

 


-まずは北関東最強位、おめでとうございます。最強戦への挑戦はいつ頃からされているのですか?

ありがとうございます。2013年に地方最強位というシステムが始まってからずっと参加しています。最初は年に1回、2回くらいという感じで参加していたのですが、2014年に身近な人が地方最強位を獲ってから、「自分でも日本一になれるのかも」と思い、最強戦への情熱が強くなりました。今ではライフワークのようになってしまい、一昨年からは北海道から九州まですべて予選挑戦しました。これまで2019年に中部最強位、2022年に北海道最強位を獲っています。


-最強戦フリークですね…!今年はどれくらい本戦チケットが獲れましたか?

北関東の他は東北と中部は獲れたのですが、それ以外はダメでした。北海道の本戦に結構行きたかったので、北海道予選は7回も行ったのですが、すべてダメでした…。


-北海道に拘っていた理由は一体…?

2年前に北海道最強位になることができたのですが、その時は放送対局だったので、優勝した瞬間に多く麻雀仲間から祝福の連絡がありました。また、現地の方や運営されているプロの方にも祝福頂いたことが本当に嬉しくて印象に残っていたので北海道で獲りたかったんです。

 


-たしかにそれは嬉しいですね。今回の北関東最強位について印象に残っていることはありますか?

実は北関東はもともと補欠だったのです。補欠を決めるにあたって、予選の最終戦のくじ引きを引くのですが、それで一番を取れました。実際補欠が本戦出場できる確率は低いのですが、北関東に関しては本戦出場者の中に他の地方最強位を優勝された人が発生したり、去年の北関東最強位がプロ入りされたりという様々な要因から補欠から出場することができました。それでそのまま優勝しちゃいましたみたいな感じだったので「勝つぞ」というより「獲れちゃった」みたいな印象が強いですね。


-まさに追い風ポールポジションですね。黒沢さんがここまで最強戦を熱心に続けている理由についても教えてください。

2019年に全国大会出場した時に黒木プロにつけて頂いた「最強戦放浪記」というキャッチコピーの通りなのですが、今は最強戦での対局だけではなく、旅行のような感覚で楽しんでいます。最強戦に参加している仲間に会って、予選の後飲みにいったりするのが楽しいです。仕事ではそんなに他県の方と話す事もないので、全国の人と知り合いになれたのは最強戦のお陰ですし、最強戦の魅力だなと思っています。最強戦がない時期は逆にソワソワしちゃいます。


-素敵ですね。最強戦以外で麻雀を打つことはあるのでしょうか?

昔は最強戦ルールをやっているお店にうちに行くことはありましたが、今はそういったお店もなくなったので、雀荘で打つということはほとんどありません。ただ、全国の最強戦猛者と共に天鳳を使って最強戦の私設リーグを打っています。


-なるほど、最強戦に完全特化しているのですね。全国大会も知り合いばかりですか?

そうですね笑 今回地方最強位を獲った人は半分以上知り合いで、強い人たちばかりです。なので、勝ちに行く大会というよりは、全国から集まった同窓会みたいな気持ちで楽しみたいと思います。


-最後に意気込みをお願いします。

特別な麻雀をするつもりはありません。いつも通り打ちたいと思います。ただ、過去2度の全国大会では一度もアガれたことがないので、今回はまず一回アガってアマチュア最強位を獲れたらいいなって思っています。あとは、SKE時代から応援していた川嶋 美晴プロに見せられるように良い麻雀を打ちたいです!


-ありがとうございました。最強戦への実績・熱量は全国一間違いなしの黒沢さんに注目です。


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