西東京最強位インタビュー

10/27(日)2024年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。
今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位を獲り、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。

 

聞き手兼書き手はRMUの増田悠理が務めます。
各選手の魅力を皆さまにお届けできれば幸いですので、是非最後までご覧ください!


今回は西東京最強位、伊藤 建さんにお話を伺います。

 


-まずは西東京最強位、おめでとうございます。優勝が決まった瞬間はいかがでしたか?

ありがとうございます。やはり嬉しかったですね。ただ決勝戦は運がすごく良くて、ダブリー裏や一発裏裏などをアガれて、東3局の親番の時点で7万点くらいのトップ目だったので、それを守り切れてよかったというホッとした気持ちが大きかったです。


-かなり大きな手をモノにしていたのですね。決勝戦のほかに印象に残っていることはありますか?

準決勝を結構構ギリギリで通過したことですね。オーラスまでは3着目でトップとは確か6100点差ぐらいだったので結構きついなーという状況だったのですが、全然手牌に役もドラもなく、打点が足りないなと思っていました。その時に4着目だった方が暗槓をして、新ドラが四萬となり、一発か裏1条件ではあったのですが、四萬単騎でリーチをかけたところ、その4着目の方が追っかけリーチに来て、その宣言牌が四萬だったのです。それで一発でアガることができたので、すごく細いところをなんとかすり抜けたって感じでした。ちなみに裏ドラも乗らなかったので、結果的に本当に一発でアガることだけが決勝進出の条件でした。


-それはまさに漫画のような勝ち上がりですね。最強戦はいつから挑戦されているのですか?

大学生の時に友人と少し出ていたことはあったのですが、社会人になってから麻雀熱が冷めてしまい、しばらく出ていませんでした。ただ最近Mリーグが始まったり、セットで麻雀を久々にやったりすることもあって、麻雀熱が再燃しました。昔一緒に出ていた友人の中には最強戦に出場経験のある大塚翼プロもいました。

 


-そうだったのですね!それでは今回優勝されたときは反響があったのではないですか?

今回の決定戦に一緒に出場した友達もいたのですが、彼は途中の予選3回戦目の時点で負けてしまったので、先に帰っていたのですが、「準々決勝に残ったよ」「準決勝に残ったよ」みたいな連絡をする中で「マジで行けるじゃん」みたいな感じで優勝が現実味を帯びてくる感じがあって、優勝したときは「すごい」と驚いていました。


-きっと決定戦の日もご友人は応援観戦してくれそうですね!今は普段麻雀をよくされるんですか?

友達とセットをしたり、フリーの雀荘にも行きます。最近は雀魂で遊んだりもしていますが、競技麻雀という点では最強戦だけ参加している感じです。あとはその他の趣味で謎解きやボードゲームなど、ちょっと頭使う系の遊びが好きですね。元々家族でボードゲームを遊ぶことが多く、今も自分の家にいろいろボードゲームがあり、友達を呼んで遊んだりしています。あとはプログラミングも好きですね。

 


-プログラミング!?

今はフリーランスでITのエンジニアをやっているのですが、新卒で入ったIT系の会社で配属されたのが、結構プログラミングをやるプロジェクトだったことがきっかけで好きになりました。今は自分が謎ときだけでなく謎を作ることも好きなので、自分で作った謎を配信するアプリ『謎解き千本ノック』も作りました。

◾️iOS
https://apps.apple.com/jp/app//id6670744926
◾️Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ItoTakeru.NazoKnock&hl=ja-JP

 


-さらっとすごすぎます…!ちなみに今回全国大会に向けて準備されていることはありますか?

麻雀はそんな急に上達することはないと思うので、できるだけ普通に過ごして、あまり緊張せずリラックスして打てたらいいなと思います。放送対局なので大塚翼プロにアドバイスを頂きたいところではあったのですが、最強戦の全日本プロ選手権を負けたばかりだったので、ちょっと聞きづらいですね笑

 


-なるほど、確かに聞きづらいですね。ご自身の麻雀の注目点とかはありますか?

特に思いつきませんが、ほかの人より七対子をやることが多いのかなと思っています。あとは結構アグレッシブな方だと思うので、変な場面で頑張るみたいなところがあるかもしれません。当日はチョンボだけはしないようにがんばります。


-ありがとうございました。頭脳ゲームで培われたセンスは要注目ですね!


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