北関東最強位・山越 貴広 インタビュー


インタビュアー兼ライター
2024年アマチュア最強位 山部正人さん


11/22(日)に、2026年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。今回はその熱い闘いが始まる前に、地方最強位などになり、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
 
聞き手 兼 書き手はアマチュア最強戦アンバサダーの山部 正人(2024年全国アマチュア最強位)が務めます。各選手の魅力を皆様にお届けできれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
 
今回は北関東最強位の山越 貴広さんにお話を伺います。
 

 
– 山越さん、北関東最強位連覇おめでとうございます!今回7回目の地方最強位獲得ということで、ただただスゴいの言葉しか出ないのですが、もしかして7回も取ると特にうれしくない、なんてことあります?
 
んなわけないっすよ(笑)。めちゃめちゃうれしいです。特に今回はずっと負け続けて、元々チケットを8地区分獲得していたのですが北関東が最後の1枚でした。残り7地区のうち決勝1、準決勝4、準々決勝1の敗退。これで最後まで負けていたら相当モヤモヤしたと思うのですが、最後でなんとか取ることができて本当にうれしかったです。
 
– そう、ここまで、惜しいところまでいきながら結局敗退、というのが続いていたのを拝見していたので、逆に最後で決めるところが本当のスターだなぁと思いました。特に四国は決勝を後ろで拝見しましたので自分には印象が強いです。優勝聴牌まで入れたのですがトミーさんにオーラス逆転負け。この時のお話を伺ってもよろしいですか?
 
オーラスを5,600点差のトップ目で迎えたのですがそこで親の木戸さんに2,000点放銃。これで2着目トミーさんの条件を軽くしてしまったのが痛かったです。あの場面、木戸さんは99%聴牌なので、そこに聴牌をしていない自分が放銃するのは本当にダメでした。どんな負けでもダメージはデカいんですが、あそこまでいって負けたダメージはやっぱり今まででもトップクラスのダメージのデカさでした。次の日ぐらいまではずっとイヤーな気持ちが続いてましたよ。
 
– どうやって立て直しましたか?
 
うーん、結局次の決定戦がきたらまたやるしかない、それだけですよね。自分なら次勝たなきゃダメでしょぐらいの気持ちでやっていますし、最終的にはオレならできるという自信もあります。今までそれで勝ってきたんで。
 
– そういった中で迎えた北関東。決定戦の日を振り返って頂けますか?
 
初戦はラススタートだったんですよ。勝ち上がるには実質4連勝条件となってしまいましたが、今日負けたら今年の最強戦は終わりだし、それは自分には許されないでしょ、という想いを持って残りを闘いました。その結果、決勝進出。
 
決勝は最初リードしたんですが南1で親のてまちさん(北海道最強位)に6,000オールツモでまくられます。一方、自分の南場親番でも清一色ドラ3という倍満聴牌が入ったのですがラス親が残っている川田さんにかわされてしまい、結構苦しい状況となりました。オーラスを迎えた時点でてまちさんから13,400点のビハインド、満貫直撃ハネ満ツモ条件でした。ただ、かなり時間が残っていたので自分にしては珍しく長考を重ね、難しい手だったのですがなんとかメンピンでき上がり一通まで仕上げたんです。
 
– でき上がり一通とだけ聞くと、1つのルートをまっしぐら、という風にも想像できるのですが…?
 
それが違うんですよ。一通だけではなく三色やメンタンピン一盃口も見え、結構難しい手でした。三色も123、234、567…いろいろ見えて。
 
そういった中でてまちさんから先行立直が入ります。同巡自分も聴牌。立直を掛け、てまちさんが一発で当たり牌をつかみ、勝つことができました。裏ドラは乗っていなかったので、自分の一発ツモは見ていませんがこのルート以外の勝ちはたぶんなかったと思います。
 
– スーパーヒーローの大逆転勝ちに、現場も相当盛り上がったと伺っています。祝勝会も開かれてましたもんね。
 
はい、皆さんに祝福されるのはやっぱりうれしいですね。ありがたい話です。
 

北関東連覇の祝勝会!

 
– さて、地方最強位インタビューというよりは、もはや私が山越さんに強さの秘訣を教えて頂く会、みたいな位置づけになっていますが(笑)。
今年の予選、特に龍龍での強さが際立っていました。山越さんが麻雀強いのはみんな知っているのですが、特に、あの龍龍予選の方式(連続5戦の合計得点を競う)で勝つための「山越メソッド」的なものって何かあれば公開できますか?

 

NO. Ⅰが山越さん。まさに山越無双👏

 
それ祝勝会でも聞かれた気がするんですが(笑)。実はシンプルな話なんですが、予選の開催時間18-26時の間フルに打つ、これって大事なんですよね。連続5戦の合計得点を競うという方式である以上、試行回数は多ければ多いだけ有利なんですよ。皆さんいろんなご事情はあるかと思いますのでそれができないのもよくわかるのですが、やっぱり打数を増やすことは大事だと思います。自分は予選の前の日から、予選に合わせる形で生活リズムの調整もしています。
 
– ありがとうございます。確かに、18-26時のフル参戦は自分もなかなかできません…
あともう1つ。山越さんは、麻雀の「練習」や「研究」ってどのようにやられていますか?

 
それが実は、戦術本は読んだことない、勉強会は参加したことない、AIを使った研究もしたことないんですよね。つまり、リアルもネットも含めて打ちまくって自分で考えて、その中で答えを見つけて身につける、ということしかやっていませんね。結局は、ひたすら打つことが自分の実になると思っています。
 
– なんかめっちゃ山越さんっぽいお答えですね(笑)。期待どおりです。
一応インタビューっぽいことも伺いますが、麻雀以外の趣味は、やっぱりあまりないですかね…?

 
そうですねぇ、あまりないんですけど…野球は好きですよ。
 
– え、マジで?
 
オリックスのファンなんですけど、最近は新庄の野球がおもしろくって、日本ハムにも心惹かれています。
 
– そんなご趣味あったんですか??実は私も野球好きなんですけどどちらかと言えばメジャーの方で。大谷が来日した時は東京ドームに観に行ったんですよ。
 
そうそう。山部さんのそのポスト見ましたよ。ズルいなぁって思いながら。あれ、どうやってチケット取ったんですか?
 
(そこから山越-山部間でまさかの野球談議が続くが内容省略(笑)。)
 
– いろいろ教えて頂きありがとうございました。なんか、インタビューする側が楽しんでしまったインタビューでした。それでは最後に…これは聞かなくても想像つくんですが…一応聞きますね。当日への意気込みを教えてください。
 
勝ちます。
 

 
– やっぱり(笑)。7回目の地方最強位という前人未到の大記録を引っ提げて、王者の麻雀で勝ち抜かれることを期待しています!


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