九州最強位・柏井 雄 インタビュー

インタビュアー兼ライター
2024年アマチュア最強位 山部正人さん
11/22(日)に、2026年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位などになり、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
聞き手 兼 書き手はアマチュア最強戦アンバサダーの山部 正人(2024年全国アマチュア最強位)が務めます。各選手の魅力を皆様にお届けできれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
今回は九州最強位の柏井 雄さんにお話を伺います。

– 柏井さん、念願の九州最強位獲得、本当におめでとうございます!柏井さんといえば全国を飛び回り店舗予選に挑戦されており、その努力を続ける姿は参加者の間でも有名です。今回九州最強位を獲得されて、率直なお気持ちはいかがですか?
ありがとうございます。いや、ようやく取れたなというホッとした気持ちの方が正直強いですね。決勝卓のオーラスは2着目のシイハラヒロキさんが立直を掛けツモられたのですが裏ドラ条件。裏ドラめくるのは見てられませんでしたね。
山部さんからは、昨年「アマチュアドリームマッチ」にご招待頂いたのですが、参加者16名のうちタイトルを持っていないのは私だけ。それもあり、地方最強位になって招かれるにふさわしい立場となりたかったので、今回の九州最強位獲得は本当にうれしいです。

最前列左に柏井さん。
– 柏井さんをそこまで駆り立てる、情熱の源は何でしょうか?
最強戦に初めて参加したのがまだ関東と関西の2地区の読者予選しかなかった頃です。そのときからおもしろいと思って何度か参加していたのですが、2014年に近畿・四国地区の店舗予選を初めて通過して、そして決定戦の決勝まで進んだんです。オーラス迎えたときには3万点ぐらいリードしていたのですが、そこから丹羽和徳さんにまくられ敗退しました。これがすごく悔しかったんです。
その後、仕事等の環境が変わったためいったん最強戦からは離れました。ですが2021年頃からまた参加できるようになり、何をするかいくつか選択肢があったのですが、どうしてもその2014年の悔しさを晴らしたくて、改めて最強戦に挑戦しようと思ったんです。
ただ、長崎在住なので、簡単に店舗予選に出られる状況にはないんですね。なので、スケジュールと予算が許せば全国に遠征して店舗予選に参加する生活を始めました。そうしていくうちにどんどん最強戦の魅力に取りつかれ、毎年予選に参加する回数が増えています。今年は49回の店舗予選に参加しました。
– 49回??あの…とあるアンバサダーを名乗っている方、エラそうにしてますが29回しか参加してないんですけど(笑)。
それだけ参加していれば店舗予選を通過できる回数も増えます。毎年5地区ぐらいの決定戦には参加できていたのですが、なかなか実りませんでした。今回は28回目の決定戦で悲願の地方最強位獲得。特に思い入れの深い地元九州ですので喜びも大きいです。
あと最強戦の予選としては、ネット予選にも積極的に参加しています。ネットでは「柏ゆたそ」という雀ネームで参加しており、今年も龍龍予選19回全てに参加しました。
– まさに「悲願の」九州最強位獲得ですね。
ですね。今は九州最強位になってから1週間ぐらい経っているんですけど、まだフワフワしています。遠征に行かなくてよいというのが今までにない非常に不思議な感じで、逆になんだか落ち着かないんですよ(笑)。
– たまにはゆっくり休んでくださいよ(笑)。
さて、九州最強位決定戦当日を振り返って頂けますか?
実はその前日は近畿最強位決定戦に参加していたのですが、3戦で足切りとなりました。その足で、同日夜の大阪店舗予選に横移動したんですよ。決勝卓に進出し、順調に点数を積み重ねていたのですが最終局にハネツモ条件をクリアされ、結局予選通過できませんでした。
– それ萎えるヤツ…
そうなんです。なんだかモヤモヤしたまま翌日福岡に移動しました。新幹線で2024大阪最強位の齊藤貴徳さんと合流し、また福岡で、前年度九州最強位のイーソーブラック(櫻井寛幸)さんとも合流。3人でエールを交換し合いながら会場の「フォーラム」に向かいました。
予選は311の40人中6位となり準決勝進出。準決勝では2022天鳳最強位のだいにゃんさんと同卓となりましたが東パツに満貫ツモ。そこからリードを保ち、オーラス2軒立直に挟まれましたが幸いツモられず流局となり、決勝に進出できました。
決勝の相手はシイハラさんの他は会場入り前に合流したイーソーブラックさん、そしてハコさんのお三方。東パツで幸い北ドラ3を和了ることができ、リードを保って南入したのですが、南3のシイハラさんの親番で、シイハラさんの立直に対して粘ろうとワンチャンスを頼った結果、7,700の直撃を取られトップから陥落します。あの場面はもっとしっかりオリるべきだったなと反省していますね。
そうして迎えたオーラスは親番。配牌がすごくよく、結果的にはトップ目シイハラさんに対し逆にメンタン裏7,700の直撃に成功。再度トップに浮上し、そのまま辛くも逃げ切ることができました。

– 私もYouTubeでの放送を途中から観ていまして。7,700直取りされたときにはなかなか厳しいかと思いましたがあきらめない姿勢が実を結んだと思います。
ところでそんな麻雀漬けの柏井さんには麻雀以外のご趣味などあるんですか?
正直ないですね。仕事以外の余暇はほとんど麻雀、しかも遠征に費やしているので…まあしいて言えば遠征先でウマいメシを食うことや時間があれば観光することぐらいが楽しみですかね。東北予選に行ったときにはわんこそば123杯食べました(笑)。


– 123杯は食い過ぎ(笑)。
では最後に、ABEMA当日に向けてやろうとしている準備や意気込みをお聞かせ頂けるでしょうか。
珍しく遠征がない状態になりますので、まずは身体のケアをして、万全な体調で当日を迎えたいと思っています。あとはまだ少し時間があるので、麻雀の勉強をし直したいですね。そうやって麻雀をさらにレベルアップして、当日は九州で負けた皆さんの想いも背負いながら打てればと思っています。応援よろしくお願いします!
– 悲願の初戴冠となった柏井さん。ABEMAでも、普段から磨かれている腕を存分に発揮して頂きたいと思います。がんばってください!


















