北海道最強位・てまち インタビュー


インタビュアー兼ライター
2024年アマチュア最強位 山部正人さん


11/22(日)に、2026年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。今回はその熱い闘いが始まる前に、地方最強位などになり、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
 
聞き手 兼 書き手はアマチュア最強戦アンバサダーの山部 正人(2024年全国アマチュア最強位)が務めます。各選手の魅力を皆様にお届けできれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
 
今回は北海道最強位のてまちさんにお話を伺います。
 

 
– てまちさん、北海道3連覇、本当におめでとうございます!YouTubeでの放送を後から拝見して、本当にドラマチックな展開の逆転劇だったのですが、そこに至るまでの過程として、やはり前日の北関東でのお話から伺えればと思います。そこでも決勝まで進まれましたが、逆にドラマチックな逆転劇を決められました。もしかすると振り返りたくないお話かもしれませんが…よろしければ前日のお話から振り返って頂けるでしょうか?
 
オーラスを迎えた時点でトップ目で、2着目の山越さんからは満貫直撃ハネ満ツモ条件でした。この時点でまだ時間が20分以上残っていたので、どこかで自分で決めにいかないと、という気持ちはあったんです。そういった中でドラの⑦と7sのシャンポンの形で聴牌。先制だったので立直を打ちました。自分が和了らないと終わらないし、ドラでの放銃はないという保険的な部分も一応ありましたので。結果的には山越さんへの満貫放銃となって負けたのですが、オーラスのこういう状況で、今まで立直を掛けずに負けたこともありますし、今回のように立直を掛けたから負けたこともあります。オーラスの立直判断は未だによくわかりませんね。
 
– オーラスの立直判断の難しさは同感ですね。それにしても、考えようによってはショッキングな負け方です。ただ翌日はすぐ北海道。どのように立て直しましたか?
 
北関東の決勝敗退によりその日のうちに札幌に移動しなければならなくなりました。決勝まで残ったがために実は時間があまりなかったんです。慌ただしくしながら札幌まで移動し、着いた頃には22時を過ぎていました。それで風呂に入ってすぐ寝て…つまりいろんなことを考えるヒマがあまりなかったんです。これが逆によかったかもしれません。
 
– なるほど。慌ただしかったでしょうが確かにそれで気がまぎれたかもしれませんね。
で、翌日北海道最強位決定戦に参加され、なんと3年連続+2日連続の決勝進出。ところが序盤は8,000、12,000と苦しい放銃が続く場面もありました。このときはどのようなお気持ちでしたか?

 
東場なのでまだチャンスはあるだろうと思っていました。なので落ち着いてはいましたし、チャンスをうかがおうとはずっと思っていましたね。放銃もありましたが序盤に8,000点を和了れたこともあり、東場が終わった時点ではかなり平たい状況となっていましたので、東場はうまくやり過ごせたかなという感覚を持っていました。
 
– 焦らず落ち着いていたのはさすがですね。ただロッテ雀球さんが南場の親番で点数を稼がれました。そうして迎えたオーラスはツモと出和了はハネ満、直撃なら6,400という条件となりました。
 
そうですね。決して楽な条件ではないのでまさか勝てるとは思っておらず、むしろ負けを受け入れる気持ちの準備はできていたという感じです。結果的に七対子ドラ⑥待ちになったので立直を打ったのですが、まさか⑥が自分のツモ筋にいるとは思っていませんでした。この局は槓が2回入っていたので、出和了でも倒すつもりではいたんです。でも、結果的には裏ドラは1枚も乗っていませんでした。また、ロッテ雀球さん以外のお二人に⑥が流れた場合はロッテ雀球さんの当たり牌の七の方が先に打ち出されたと思うので、本当に唯一の勝ちルートにたどり着いたのは奇跡だったと思います。
 

祝勝会!

 
– YouTubeで、解説の喜多さんも名勝負だとおっしゃっていました。その細いルートをたどっての3連覇、本当にスゴいと思います。
北海道で3連覇ということですが、北海道に対する想いや、そもそも北海道とのご縁なんかはあったりするんですか?

 
実はいとこが北海道に住んでいるんです。なので、予選前日は泊めてもらいましたし、送迎もしてもらったのでありがたかったです。そして今年の夏休みは北海道に旅行して、雄大な自然とおいしい食べ物を満喫しました♪そのときにアエルにも初めて訪問させて頂いたのですが、2022中国最強位のはやさんにただボコボコにされただけでした…
 

 

やっぱ北海道の自然は雄大です。

 
– 北海道とそんなご縁があったんですね!私も今年北海道に行かせて頂きましたが、やっぱいいとこですよね。
とはいえてまちさんは北海道のみならず、本当にいろいろな地区で店舗予選に参加されていますが、今年はどのくらい参加されましたか?

 
50回ぐらいですかね。あと龍龍の予選にも10回ぐらい参加して、4回予選を通過することができました。
 
– その結果シードの北海道も含めると13地区中11地区で決定戦に進出。これは私の手元調べでは日本一です。てまちさんの最強戦に対する熱意にはこちらも頭が下がるのですが、てまちさんが思う最強戦の魅力ってどこにありますか?
 
最強戦って皆さん観られるじゃないですか。他にも放送対局がいろいろあるのは知っているのですが、注目度が全然違いますよね。自分が最強戦に参加したきっかけもABEMAを観てですし、やっぱりあの大舞台に立ちたい、あそこで麻雀を打ちたいという想いが一番大きいです。
 
– その点は全く同感ですね。そういう意味ではてまちさんがそもそも麻雀に興味を持ったきっかけも最強戦だったとか。
 
そうです。2018年から麻雀を始めたのですが、2019年に鈴木 大介さんが最強位を獲られたことにより、自分も最強戦に出てみたいと思いました。元々将棋が趣味だったので。
 
実は大介さんが優勝されたときはまだルールとか役とかが半分わかって半分わかっていないような状況だったんです。その後巣鴨の連盟道場の健康麻雀に行ったのが私のリアル麻雀デビューです。そこに行くまでは立直掛けなければ和了れないと思っていて、ダマテンというものの存在を巣鴨で初めて知りました(笑)。
 
– そこから8年で北海道3連覇ですよ。実力の伸び方がものすごいですし、その間に多くの努力を重ねられたんだろうなぁと想像します。
それでは最後になりますが、ABEMA当日に向けての準備と当日への意気込みをお聞かせ頂けますか。

 
練習して万全の状態で当日を迎えられるようにしたいです。あと、相手の研究もできるだけしようと思います。そして自分の持てる力を出し切れるよう、精一杯がんばります。
 
– 相手はJOKERさんの待つD卓となりました。北海道3連覇の実力を引っ提げて、現・アマチュア最強位に全力でぶつかってください。名勝負となることを期待しています!


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