中国最強位・安藤 悠樹 インタビュー


インタビュアー兼ライター
2024年アマチュア最強位 山部正人さん


11/22(日)に、2026年の全国アマチュア最強位決定戦がABEMAにて開催されます。今回はその熱い闘いが始まる前に、地方アマチュア最強位などになり、全国アマチュア最強位決定戦の出場権利を獲得した選手にインタビューをしていきたいと思います。
 
聞き手 兼 書き手はアマチュア最強戦アンバサダーの山部 正人(2024年全国アマチュア最強位)が務めます。各選手の魅力を皆様にお届けできれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
 
今回は中国最強位の安藤 悠樹さんにお話を伺います。
 

 
– 中国最強位獲得おめでとうございます!安藤さんは今年の予選でのご活躍が本当にスゴかったですね。まずは今年の予選全体を振り返って頂いてよろしいですか?
 
ありがとうございます。
今年は店舗予選に33回、龍龍予選は19回全部に参加しました。結果、近畿・名古屋・北海道以外の10地区で決定戦に進出することができました。ただ、6月末に東北の店舗予選を通過して以降、7-8月は店舗予選の通過がなかったんです。龍龍も含め多くの権利を獲得したこともあり、ちょっと自分としてももういいかなぁという感じがあったんですね。なので9月の中国最終予選も行くかどうか迷ったのですが、まあチャンスがあるのならば行ってみるかと。その予選もかなりきわどかったのですがなんとか通過することができ、これが中国最強位につながりました。あのとき中国最終予選はまぁいいか、といって見送っていたら今の自分はないわけで、やっぱり大会に参加することって本当に大切なんだなぁと実感しています。
 
– 熱心に予選に参加された成果が出て本当によかったですね!
それでは中国最強位決定戦の決勝卓を振り返って頂けますか?当日は2024中国最強位のゆきさんがX (Twitter)で実況されていましたが、えらく小場だった印象があります。

 
そうですね。東3にメンピンツモドラの1,300-2,600を和了りますが、オーラスを迎えるまではそれが全体の最高打点でした。その後もそこそこ手は入るのですが空振ったり放銃に回ったりで、オーラスを迎えた時点でトップ目ナカオカさん(2024九州最強位)に6,900点差の3着目だったんです。ナカオカさんはラス親だったので1,300-2,600ツモ条件。
 
オーラスの配牌は、内に寄せていけば1,300-2,600はなんとか見えるかな、という手でした。二向聴の時点で2着目の谷本 葵さんから立直が入ったのですがどうも条件がありそう、誰からでも出和了ができる手ではなさそうに見えたんです。なのでまっすぐ進めた結果、条件を満たすメンタンピンの聴牌にたどり着きました。場況もよかった二五待ちで、結果としては全山の二を一発でツモることができました。後から聞いたところでは、私の立直宣言牌は谷本さんの当たり牌だったそうなのですが、裏ドラが2枚乗らないと条件を満たさなかったので見逃されたそうで、幸運な部分もありましたね。
 
– 紙一重の勝負を見事に制されたんですね。決定戦全体を振り返るとどのような1日でしたか?
 
予選は113。26人中5位で準決勝に進出することができました。準決勝は苦戦しましたが最終局の前に2着目のNobuさん(前年度中国最強位)となんとか4,100点差まで詰め、残り2巡で和了牌をツモって逆転勝利を収めることができました。なので、なんか拾い物の勝利みたいな感じだったので、もう失うものは何もないみたいな心境で決勝に臨めたのがよかったかもしれません。
 
– 全体を通して細い細い道をなんとか間違えずに進んでつかんだ勝利という感じですね。中国最強位を獲得した後の皆さんからの反応はいかがですか?
 
今年多くの予選に参加したこともあり、とても多くの皆さんから祝福頂いてありがたかったです。それと、中国や広島と特にゆかりがあるわけではないのですが、勝った後すぐに地元の皆さん中心に祝勝会を開いてくださったのはうれしかったですね。
 

 
– 安藤さんはイケメンだから地元のオネーサマ方が盛り上がってしまったんでしょう(笑)。
 
あと、RMUの田島 翔プロに仲良くしてもらっているのですが、勝った後に田島さんからLINEギフトでレッドブルを頂いたのもうれしかったです。彼、私がレッドブルが好きなことをご存じなんですよ。
 

田島さんからのお祝いのレッドブル

 
– それにしても安藤さんは今年の最強戦への熱の入り方が尋常じゃなかったように見受けられるのですが、その背景を教えて頂いてもよろしいですか?
 
実は最強戦予選には大学在学中に一度だけ出たことがあるんです。が、あっさり負けてしまいまして。「ワンデーの大会なんて所詮は運だけじゃん。」なんて思ってしまったんですね。それでこういった大会からいったんは足が遠のいてしまいました。
 
ただ、今健康麻雀の講師をやっておりまして。生徒さんってどうしてもお年寄りの方が多いんですよね。やっぱり、生徒さんの皆さんの衰えを感じる部分も多く、結局は「今が一番能力が高い」という考えに至ったんです。そのときに、であれば今競技麻雀にもっと打ち込むべきだろうと思いました。自分はやるならトコトンやりたい派なので、店舗予選にも出られるだけ出ようと考えて行動した結果、今年のような参加状況になりました。
 
– 「やるならトコトンやりたい派」というのがよくわかる参加状況ですね。そういう意味では龍龍予選も19回全部参加されたとのことなのですが、アカウント名が「ちこっきー」。これには何か由来があるんですか?
 
実は大学時代、大事な授業のときに限ってよく遅刻してまして…「遅刻の貴公子」的なからかわれ方をして、そこから「ちこっきー」になりました。
 
ネット麻雀はよくやっていて、天鳳では鳳凰卓に在籍していまして、雀魂では四麻・三麻とも魂天になっています。
なので、好きなプロも渡辺 太さんで、好きなMリーグのチームも赤坂ドリブンズです。太さんの牌譜を見て勉強したことがあり、アマチュアの頃から尊敬している選手でした。ネット出身の太さんがMリーグやその他の競技麻雀でしっかりと結果を出されているのは自分のことのようにうれしいです。
 
– ちなみに安藤さんには麻雀以外のご趣味はあるんですか?
 
いや、それが特にないんですよ。しいて言えば旅行やグルメは好きですね。なので、店舗予選の遠征自体は全く苦にならず、むしろ現地のおいしいものを頂くのが楽しみでした。
 

遠征先でのお楽しみ😋

 
– ありがとうございます。それでは最後に当日に向けての準備、それから意気込みなどをお聞かせ頂けますか?
 
打ち続けて練習するのが大事だと思っています。なので、当日までも最強戦以外のいろいろな大会に出て麻雀を打って、それが調整代わりになればと思っています。当日はトップ取りですので、店舗予選の決勝卓をあと2回、という気持ちでがんばりたいと思います。
 
– 私から見ると新規参戦組の代表ともいえる安藤さん。やるならトコトンを当日まで貫いて、アマチュアの頂上へ駆け上がることを期待しています!


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